「猫の手」について

わたしたちは、マイノリティの方々と、その置かれた状況に関心を持ち、「自分たちに何かできることはないだろうか?」と考え、集まったグループです。わたしたちは、ボランティア活動や、それぞれの日々の経験から得た思いを分かち合っています。わたしたちは、まだ小さな集まりで大きなことは出来ませんが、自分たちの社会が抱えている問題に無関心にならないように、切磋琢磨しています。わたしたちは、お互いの日々の生活や仕事にも配慮し合い、励まし合う、温かなグループであり続けたいと願っています。だから、猫の手ぐらいしか出来ないかもしれませんが、「自分たちに何かできることはないだろうか?」の問いを、これからもずっと大切にしていきます。

立ち上げの経緯

猫の手/NEKONOTEは、自由学園に子どもを預ける保護者が中心となって立ち上げられたボランティアグループです。

昨年、自由学園の子どもたちは「いま世の中で困っている人は誰だろうか」という問いのもと、路上生活者へのおにぎり配り、夜回りをはじめました。

自分たちで資金を集め、材料を集め、人手を集め、池袋で実践をはじめたのです。そうした子どもたちの実践に感化された私たちは、まず社会の現状について学び、ボランティアにも参加し始めました。

現在では、毎月第2、第3土曜日にTENOHASIが実施する炊き出しにボランティアとして参加をしています。

この他にもメンバーそれぞれが自分の地元、地域で活動場所を見つけ、ボランティアに参加をしています。